
静岡で一戸建てを建てるときは見積もり比較をしすぎないこと!
静岡は気候も非常によく、住むにあたっては非常によい土地と言えるでしょう。この地域で注文住宅として一戸建てを建てられる方もたくさんいらっしゃいます。
その場合、大事になってくるのが見積もりについて。各工務店を回って見積もりを取ってもらい、比較を行うことは注文住宅を建てるにあたって非常に重要なことです。しかし、あまり見積もり比較をしすぎると、いろいろと不都合が生じてしまいます。
その理由について、この記事でお話しましょう。
・断りづらくなる
たくさんの会社から見積もりをするということは、それだけ多くの業者と話をすることになります。すなわち、「家を建てる」ということを前提とした話を複数の業者に持ちかけるということです。そしてもちろん、見積もりを受け入れない場合は、ちゃんと断りの連絡をいれなければなりません。見積もりを依頼した業者が多くなれば多くなるほど、手間になってしまいます。
それに加え、せっかく見積もりしてくれた業者を断るというのは、あまり気持ちのよいものではありません。たくさんの業者がせっかく自分のためにしてくれた見積もりを、あなたはちゃんと断れるでしょうか。
・書類の整理が大変になる
インターネットが大幅に発達した現代においても、見積もりというのは主に紙で行われます。その方が目を通しやすいからです。そして見積もりを受け取った場合、たいていはそれに加えてパンフレットなどさまざまな資料をもらうことができるでしょう。
複数の業者に見積もりを依頼しすぎてしまった場合、その量はかなりのものとなってしまいます。下手をすれば、足の踏み場もなくなってしまうほどです。整理をしなければなりませんが、その手間もまた億劫なもの。見積もりをすればするほど、不要な書類が部屋を埋め尽くしていくこととなるでしょう。
・日程が余計にかかってしまう
見積もりをしてもらうためには、直接工務店へ赴かなければなりません。最近はインターネット見積もりを行っているところもありますが、いまいちよく分からない住宅のことをネットだけで済ませてしまうというのは不安が残ります。
ですので、工務店へ行くためのスケジュール調整を行わなければなりませんが、たくさんの業者に会いに行くとなれば、それだけでかなりの日数を費やしてしまいます。その間、ほかのことができなくなってしまうでしょう。また、電車代やガソリン代といった交通費も、決して無視できるものではありません。
・嫌な顔をされてしまう
工務店側はほとんどの場合、見積もりをただで出してくれます。それはユーザーが自分のところを利用してくれる期待があるからです。しかし、工務店のスタッフだって人間、あまり注文の期待ができない人から見積もりを頼まれると、うんざりしてしまいます。
ましてや、何度も頼むような方は工務店側にとっても正直いって困りもの。印象の悪化を招いてしまい、お得なサービスを伝えてくれないといったことも起こり得るかもしれません。
・家を持ちたいという欲求がなくなる
これは注文住宅だけに限ったことではありませんが、あまりにも物の購入で悩みすぎると、それ自体が欲しくなくなってしまうことがあります。注文住宅の場合も決して例外ではなく、膨大な書類の数や工務店めぐりにうんざりし、家を建てることがどうでもよくなってしまうといったこともしばしばで、一戸建てを獲得するタイミングを逃してしまいます。
後から「あの時家を建てていればよかった」と悔やむことのないようにしましょう。
・見積もりは何社が適当?
それでは見積もりをお願いする業者の数は、だいたい何社がよいのでしょうか。書類の想定枚数や日数、経費などを考えれば、だいたい3社ほどが適当といえるでしょう。これだけであれば適切な比較が可能ですし、それほど長く悩みすぎてモチベーションが低下するといったこともありません。
見積もりは大事なことですが、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。適切な数に収めるようにしましょう。