
デザイン性と収納性を兼ね備えた家を建てよう!
家づくりというのは人生における一大イベントといっても過言ではありません。マイホームはいわば、自分だけのお城。どんな家を建てるべきか、わくわくしちゃいますよね。
でも、要注意。抑えるべきポイントをちゃんと抑えていなければ、ただの住みにくい家ができあがってしまって、お金を損しちゃいます。そのようなことにならないためには、いったいどうすればよいのでしょうか。
それは、「デザイン性」と「収納性」です。一見意味がわかりそうで、でもよくわからないこのふたつのことばについて、この記事で解説していきたいと思います。
・デザイン性とは?
「デザイン性」。このことばをパッと聞いただけでは「かっこいい家を建てろということかな」と考えてしまうかもしれません。でも、違います。住宅建築におけるデザイン性というのは、「どれだけ人の暮らしに合わせた住まいづくりができるか」ということです。
たとえばもっとも簡単な例を挙げれば、げた箱。ここが窮屈だと靴を履くことができませんし、だからと言って広すぎるとスペースの無駄ですよね。そのどちらでもないよう、人間にとってちょうどよい大きさに作るのが、デザイン性というものなのです。
もちろん、大きさだけではありません。色や手触り、雰囲気といったあらゆる面を考慮して、人が住んでいて快適な家づくりを総合的に目指していきます。昨今取り沙汰されているバリアフリーなども、このデザイン性が大きく関わっていると言えますね。
・収納性とは?
次は、「収納性」についてです。家を建てるにあたってこの事柄はあまり重視されていないようですが、実は非常に大事なのです。人間生活をすれば、必ずものを購入します。そして購入したものはクローゼットや倉庫にしまうなどして保管するわけですが、その保管する場所をいかによく作るかというのが、収納性です。
収納のことを考えるといっても、ただクローゼットを大きく作ればいいというものではありません。あくまでも収納だけのスペースとして、他の間取りに影響が出ないようにし、なおかつ外側から見て不格好に、なおかつ人間の活動を妨害しないような設計がなされなければなりません。
これをおろそかにしてしまうと、家のあちらこちらに不要なものが散乱してしまう、住みづらい家ができてしまいます。
・デザイン性と収納性に優れた家のメリット
デザイン性と収納性、このふたつが優れている家には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず言えるのは、非常に住みやすいということです。人間の生活に最大限適応する形で設計されているので、違和感や引っかかりを覚える部分がほとんどありません。また、お年寄りや子どもが住みやすいよう、階段も上りやすく下りやすく、そして事故が起こらないよう安全な設計がなされています。将来の増改築も考慮されたつくりになっているので、家族が増えた場合のリフォームも容易で、融通が利きます。
そして、収納スペースは奥までしっかり使うことができ、なおかつ場所をとりません。ふだんは目立たず必要なときだけ役立ってくれるので、とても便利です。イベント用品や趣味のアイテム、季節用の服などをしまっておいて、必要な時期がくれば簡単に取り出すことができます。これによって、イライラが大幅に削減され、快適な暮らしが実現できるのです。
・デザイン性と収納性に優れた家を建てるためには?
このような家を建てるためには、どうすればいいのでしょうか。もっとも現実的な方法は、そのようなハイレベルな住宅を建ててくれる工務店を見つける方法です。
実際その工務店のレベルがどのようなものかを知るためには、見学会を利用するとよいでしょう。業者が実際に建てた家を見ることができるので、「自分がこの工務店にお願いすれば、どのようなものができるか」を把握することができます。