
太陽光発電は家を建てるときに一緒に設置しよう
注文住宅を建てる際には、住宅ローンや工務店との関係など、気にかけなければならないことがたくさんあります。でも、意外と忘れられがちなのが、建てた後の家に何を備え付けるのかということ。すなわち、住宅をどのように活用するのか、というマインドですね。
私が提唱したいのが、太陽光発電に使用するソーラーパネルの設置ですね。一見不要なものに見えるソーラーパネルではありますが、これがあるのとないのとでは大違いなんです。
今回は、住宅にソーラーパネルを設置することによって得られるメリットについて、説明を行っていきましょう。
・メリット1:電気代の節約につながる
太陽光発電を得られることによって享受できるメリットの中でもっともポピュラーなものといえば、やはり電気代の節約につながるということでしょうか。ご存じの通りソーラーパネルは太陽の光を電気エネルギーに変換することができます。すなわち、自家発電が可能となるわけですね。
本来電力会社からお金を払って買っていた電力の一部は、この太陽光発電によって賄えるようになるわけですから、その分の電気代を浮かせることができるのです。これによって、電気料金の節約になるのですね。
・メリット2:自分で電気ビジネスを行うことができる
太陽光発電のメリットは、電気代を節約することだけに止まりません。たとえば太陽光発電によって生まれた電気のうち、余ったものはどうなるでしょうか。なんと、これらを自分で販売することが可能となるのです。現在電力の民営化について盛んに議論が交わされていますが、ソーラーパネルがあれば一般家庭でもこうした売電ビジネスができるようになれます。
これによって、決して少なくない副収入を得ている方もたくさんいらっしゃるようです。
・メリット3:節税につながる
電気代の節約、そして売電ビジネスによる副収入と、生活のあらゆる面をサポートしてくれる太陽光発電ですが、家計へのポジティブな効果はそれだけではないのです。
家庭に太陽光発電を設置することによって、通常では受けられない財政優遇措置や控除制度を受けることが可能となります。それによって、税金を下げることができるようになるのです。
税金というのは誠にやっかいなもの。ですので、太陽光発電で節税してしまいましょう。
・メリット4:環境に貢献することができる
そして、太陽光発電が助けるのは、家庭だけではないのです。太陽光による電力の供給は非常にクリーンで、環境に対しても悪影響を与えません。ですので、環境問題が取り沙汰されている昨今、太陽光発電は高い注目を集めています。
環境問題について何かしらの貢献をしたいと考えている方にとって、ソーラーパネルの設置は大きな足がかりとなるでしょう。太陽光発電によって自身が特をするだけでなく、環境を助けるために役立たせることができるのですから、
環境にやさしい太陽光発電は、今後各家庭での積極な導入が期待されます。
・太陽光発電業者の選び方
このように、設置するだけでもたくさんのメリットが得られる太陽光発電ではありますが、導入者が利益を得るためには、ちゃんとした業者選びが不可欠と言えるでしょう。そのためには、注意すべきポイントがふたつあります。
ひとつは、工務店などから紹介された太陽光発電業者とそのまま契約をしてしまわないことです。工務店はあくまでもその業者と提携しているだけにすぎず、そのクオリティを保証しているわけではありません。
もうひとつは、いくつかの業者に話を持ちかけた上で、必ず見積もりをとってもらうこと。見積もりは業者を写す鏡のようなもの。見積もり内容を見ただけで、その業者の善し悪しが分かるとさえ言われているぐらいです。
太陽光発電は、注文住宅での生活をより便利に、豊かにするためのうれしいオプション。積極的な導入検討を行ってみるのもよいでしょう。